【初心者シリーズ⑤】どんな投資信託を選べばいいの?初心者におすすめの考え方

こんにちは、MAYAです。
この「初心者シリーズ」を読み続けてもらえれば、投資が初めての方でも仕組みを理解して、無理なく始められるようになります。
これまでのシリーズでは、・なぜ投資が必要なのか・投資信託とはどんな商品か・どうやって買えばいいのか・リスクとどう向き合うか をお話ししてきました。
ここまで読んで「なるほど、仕組みは分かってきた。でも、結局どれを選べばいいの?」という疑問を持った方も多いと思います。
今回はそんな“投資信託選び”の基本を、できるだけやさしくお伝えします。
投資信託は数千種類。でも、最初はシンプルでOK
証券会社のサイトを開くと、「投資信託ランキング」や「人気ファンド」など、ものすごい数の商品が出てきます。最初に見ると、正直びっくりしますよね。でも、焦らなくて大丈夫。実は投資信託の中身は大きく分けると2種類しかありません。
それが「アクティブファンド」と「インデックスファンド」です。
アクティブファンドとインデックスファンドの違い
簡単にいうと、
- アクティブファンド=プロが勝ちを狙うタイプ
- インデックスファンド=市場全体にまるっと乗るタイプ
たとえばアクティブファンドは、ファンドマネージャーが「この会社は伸びそうだ」と判断して選んだ株に投資します。そのぶん手数料が高く、成績もファンドマネージャー次第。
一方、インデックスファンドは「S&P500(アメリカの主要500社)」などの指数に連動して動く商品。
プロが銘柄を選ぶわけではなく、市場全体の平均に合わせて動きます。手数料が低く、長期で見れば多くのアクティブファンドより好成績であることが多いんです。
初心者の方におすすめされるのは、迷わずインデックスファンドです。
どの指数に連動しているかを見る
インデックスファンドにもいろいろな種類があります。
ファンド名を見ると「S&P500」「日経225」「全世界株式(オルカン)」などの文字が並んでいます。この“どの指数に連動しているか”が、そのファンドの性格を決めます。
- 日経225 → 日本の代表的な企業225社に投資
- S&P500 → アメリカの上場企業500社に投資
- オルカン(全世界株式)→ 世界中の株式に分散投資
日本だけ、アメリカだけ、という選び方もできますが、初心者のうちは「オルカン(全世界株式)」のように広く分散された商品を選ぶと安心です。
世界経済はどこかの国が下がっても、他の国が支える仕組みになっています。そのため長期で見ると、全体としてゆるやかに成長していく傾向があります。
オルカンを中心にする理由
わが家でも投資信託は基本的に「オルカン一択」です。
なぜかというと、今後40年・50年の世界がどう動くかを予想するのは不可能だからです。確かに、これまではアメリカ経済が世界をけん引してきました。でも最近は、トランプ前大統領の発言をきっかけに株価が急落するなど、“アメリカ一強”の構図にも少しずつ揺らぎが見え始めています。
また、アメリカ自身が「ドルが世界の基軸通貨であること」を必ずしも歓迎していない、という見方もあります。ドル高が続けば輸出競争力が落ちるため、意図的にドル安方向を目指している可能性もある。
そう考えると、「アメリカさえ買っておけば安心」という時代は、いつ終わってもおかしくないのかもしれません。
だからこそ、世界全体に分散投資できる“オルカン”を選ぶのが安心です。
インドや東南アジア、ヨーロッパなど、今後伸びる地域の成長を取り込むことができる。そのうえで、アメリカが強い間は自然とその恩恵も受けられます。
特定の国や通貨に依存せず、世界の成長全体をまるごと持てる─それがオルカンを中心に据える最大の理由です。
手数料(信託報酬)にも注目しよう
投資信託には、運用をお願いするための手数料がかかります。これを「信託報酬」と呼びます。
たとえば信託報酬が1%だと、100万円を運用しているときに年間1万円が差し引かれるイメージ。わずかに見えても、10年、20年続けると差が大きくなります。
最近は0.1〜0.2%ほどの低コストファンドも多く出ています。同じオルカンでも複数の運用会社があるので、「信託報酬が安いもの」を選ぶと長期で有利になります。
証券会社の選び方は?
どの証券会社で買うか迷ったら、正直どこでも大きな差はありません。前回の記事で紹介したように、SBI証券、楽天証券、マネックス証券あたりが定番です。
クレジットカード積立を利用するとポイントがもらえるので、自分が使っている経済圏(楽天・三井住友など)に合わせて選ぶと効率的です。
商品選びは「続けやすさ」で決めよう
投資信託選びというと、つい「どれが一番儲かるか」を考えてしまいます。でも本当に大切なのは、「どれなら自分が無理なく続けられるか」です。積み立て投資は、10年、20年と付き合っていくもの。一時的な流行よりも、長く付き合える商品を選ぶことが成功への近道です。
「オルカンを中心に、シンプルに続ける」それが初心者にとって一番安心で、再現性のある方法だと思います。
まとめ
- 投資信託は数千種類あるけれど、最初はインデックスファンドでOK
- アクティブファンドはプロが勝ちにいくタイプ、インデックスは市場平均に乗るタイプ
- 初心者は「オルカン(全世界株式)」のような分散型が安心
- 手数料(信託報酬)はできるだけ低い商品を選ぶ
- 続けやすい仕組みが最強の投資戦略
投資は「早く増やす競争」ではなく、「長く続ける仕組みづくり」。自分に合ったペースで、シンプルな投資信託から始めてみてください🌿
次回予告
次回【初心者シリーズ⑥】では、「積み立て投資を続けるコツと、挫折しないための仕組み」をテーマにお話しします。
「最初はやる気があったのに、いつのまにか放置していた…」
そんな人が続けられるようになる“生活に溶け込む投資”の考え方を紹介します。
MAYAのひとこと:投資信託の世界は最初こそ複雑に見えるけれど、軸さえ持てば迷わなくなります。
「自分が続けやすい方法」「長期で信じられる商品」それが何より大事。
今回の記事が、あなたの最初の一歩の参考になりますように🌱