【初心者シリーズ④】投資のリスクってなに?どうやって向き合うの?

こんにちは、MAYAです。
この「初心者シリーズ」を読み続けてもらえれば、投資が初めての方でも仕組みを理解して、無理なく始められるようになります。
これまでに
・なぜ投資が必要なのか
・投資信託とはどんな商品か
・どうやって買えばいいのか
をお話ししてきました。
今回は、多くの人が気になっている「リスク」についてのお話です。
リスク=危険?それとも…
投資という言葉を聞くと、「リスクが怖い」という声がよく聞かれます。
でも投資の世界で言うリスクは「危険」そのものではなく、「値動きの幅」という意味です。
例えば、株価が1万円から1万2000円に上がることもあれば、9000円に下がることもある。
この「上がったり下がったりの振れ幅」をリスクと呼びます。
リスクが大きい商品は上がることも下がることも大きく、リスクが小さい商品は安定しています。
つまり「リスクがある=危ない」というより、「リスクがある=動きが大きい」と理解すると、少し安心できるはずです。
銀行預金だってリスクがある
「リスクがあるなら投資はやめておこう。銀行に預けておけば安心」と考える方もいます。
でも、銀行預金にも実はリスクがあります。
それが「インフレリスク」。
たとえば10年前は100円で買えたパンが、今は130円。
銀行に100万円を預けて10年後も100万円のままでも、その100万円で買えるパンの数は減っています。
つまり、数字は減っていないのに「お金の価値」が目減りしてしまうんです。
日本は長らく物価が安定してきましたが、最近は食品や光熱費など身近なものの値上げが続いています。
「銀行に置いておけば安心」というのは、実は思い込みに近いんです。
投資信託の値下がりの現実
もちろん投資信託には値下がりのリスクがあります。
リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)では、世界中の株価が短期間で30〜40%下がったこともありました。
もし100万円投資していたら、一時的に70万円に減るような感覚です。
これを「怖い」と感じるのは自然なことです。
でも、その後数年をかけて株価は回復し、むしろ大きく成長しました。
たとえばアメリカの代表的な株価指数であるS&P500は、リーマンショックで大きく下げましたが、その後は右肩上がりで回復し、長期で見れば大きな利益を生んでいます。
短期では下がる。でも長期で持ち続ければ回復する。
これが投資信託の基本的な考え方です。
リスクを減らす3つの工夫
リスクをゼロにすることはできません。
けれど、減らす工夫はあります。
1. 分散投資
一つの会社や一つの国だけにお金を預けると、その会社や国の状況に大きく左右されます。
でも何百、何千もの会社に分散して投資すれば、一部が不調でも全体が大きく揺らぐことは少なくなります。
投資信託は、この分散を自動でやってくれる仕組みです。
2. 長期投資
短期間では大きな下落もあります。
でも10年、20年という長い期間で見れば、世界経済は成長してきました。
「今は下がっているけど、長期では伸びていく」と考えると、慌てにくくなります。
3. 積み立て
毎月一定額を投資すると、価格が高いときも安いときも買うことになります。
結果的に「買う価格が平均化される」ので、リスクが和らぎます。
これを「ドルコスト平均法」と呼びます。
心の持ちようが一番大切
数字の工夫だけでなく、心の持ちようも投資ではとても大切です。
暴落が来たときに一番やってはいけないのは、慌てて売ってしまうこと。
「もうダメだ!」と思って売ったところが、実は底だった…というのはよくある話です。
私たちは「暴落は必ず来るもの」と受け入れるようにしています。
来ても売らない。コツコツ積み立てを続ける。
そうすることで、結果的にリターンを得られるのが投資なんです。
まとめ
・投資のリスク=危険ではなく「値動きの幅」
・銀行預金にも「インフレリスク」がある
・投資信託は短期で下がることもあるが、長期では回復してきた
・リスクを減らすには「分散・長期・積み立て」がカギ
・暴落時に慌てて売らない心構えが重要
投資は怖いものではなく、正しい理解と仕組みで「味方」にできます。
次回予告
次回【初心者シリーズ⑤】では、
「実際にどんな投資信託を選べばいいの?」をテーマにお話しします。
インデックスファンドや全世界株式(オルカン)、S&P500など、初心者が迷いやすい商品についてわかりやすく整理しますのでお楽しみに。
MAYAのひとこと:「リスク」を正しく理解できると、怖さはぐっと減ります。
値動きに一喜一憂せず、分散・長期・積立で“自分のペース”を守るのがコツ。暴落は来る前提で、仕組みを淡々と回していきましょう。